プログラミング必修化に戦々恐々としている方へ
プログラミング必修化という言葉を聞いてから
だいぶいい時間が経ったと思います。
自分はプログラミングなんてやった事がないのに
子供は理解ができるのだろうかと
戦々恐々としている方もおられるのではないでしょうか。
プログラミング言語を勉強するのがプログラミング必修化
と勘違いしている方がおられるようです。
文部科学省の学習指導要領を見ると
プログラミング的思考
を学ぶのであり、プログラミング言語を操る指導ではないと。
ついでに言うと、毎回パソコンやタブレットを使うのか?
これも違います。
でも2020年度から始まるのに、だいじょうぶなの?
情報なさすぎなんじゃないの?
確かにそう思います。
誰が教えるの?
そもそもプログラミング的思考ってなんなの?
うちの子は落ちこぼれないの?
等々あると思います。
私もIT屋のはしくれとして、
この「プログラミング必修化」というのは
かなりの興味を持っております。
さらに言うと、自慢みたいに聞こえるかもしれませんが
私はIT屋の癖にちょっと教育が上手な傾向があります。
がしかし、言語野は平均以下です。
int a=1;
int b=1;
int c;
c = a+b;
プログラミングと言ったら上記のような
本当のプログラムを思い浮かべる方、いると思います。
でも最近は「ビジュアルプログラミング」なる物がありまして
代表的なのは「Scratch」などがあげられますが
視覚的にプログラミングができるという優れものです。
最近はスマホ用のScratchも登場しているようです。
しかしながら。
IT屋の私は一応断言しておきます。
そんな簡単じゃないから。
これは次の機会にでも触れようと思うんですが。
例えば正三角形を書いてください。と。
そんな問題があったりしますね。
プログラミング的思考で解いてくださいよ。と。
正三角形は3辺の長さが皆同じで
ひとつの角は60度づつで出来ていて。
だから、こうする?
- 辺を書く
- 60度曲げる
- 1と同じ長さの辺を書く
- また60度曲げる
- また1と同じ長さの辺を書く
ほーら簡単。
と思ったら大間違い。
実際書いてみてくださいよ。
三角形はおろか、なにこれ?みたいな図が
出来上がりましたね。
でもきっと子供はわかっちゃうんですよ。
見た目で手順3あたりから、
「あれ、三角じゃないじゃん」って。
なんかおかしいなって。
なので、この辺の問題はさらりとクリアできると思うんですよね。
ただ、問題は、プログラミング的思考と
他の教科との兼ね合いだと思ってます。
また、プログラミング的思考とやらを
ちゃんと教えてくれる塾とかがまだ少なそうな所もありますね。
ついでに言うと、本当に小学生の頃から
このプログラミング的思考は必要なんだろうか
という考え方もあると思います。
このテーマについては、私がんばって掘り下げていこうと思います。
何にせよあと2年弱ですから。
たかが2年されど2年。
がんばって掘り下げますよ。