おきらくミルフィーユさん

まったりしてもいられないが、なるようになれ。限りなく言語障害に近い私が私なりにコトバで伝えることができたらよいな。と思って始めました。

プログラミング的思考への練習問題【1】

 

今日はプログラミング的思考にするための

 

小学校のお子さんでも簡単にできる問題を紹介します。

 

そして、お父さんお母さんに対しても

 

特別な知識を必要としません。

 

なんせ第1弾ですから。

 

(一発目から特別な知識が必要な事をやると

 興味がなくなってしまう恐れがありますからね)

 

では練習問題その1です。

 

お子さんにこんな問いを投げかけてみてください。

 

「好きな○○ベスト3を書いてみて」

 

と。

○○はなんでもいいです、本当になんでもいいです。

野菜でも、ラーメンでも、ケーキでも

ゲームでも、学校の教科でも。

上の例では「好きな」と書きましたが

「好きな」じゃなくてもいいんですよ。

むしろ「好きな」にするとちょっと問題が

難しくなる可能性がありますから。

 

なんならバカリズムさん的な

おもしろいベスト3でもいいんですよ。

 

「掃除しにくいひらがなベスト3」とか

「ヒーローだったら強そうな楽器の名前ベスト3」とか。

 

本当になんでもいいんです。

ベスト3を挙げてもらう事自体は

重要な事ではないんです。

 

大事なのはここからです。

 

ベスト3を挙げてもらった後は

 

どうしてこれを1位としたのか?

どうしてこれを2位としたのか?

どうしてこれを3位としたのか?

 

さらには、順位をつけたそれぞれについて

どの点が優越がついたのか

詳しくいろいろ訊いてあげてください。

 

その質問の答えを考える事こそ

論理的にものを考えるということで

プログラミング的な思考への入り口となる

考え方になるのではないかと思っています。

 

おまけに家族のコミュニケーションもとれて、一石二鳥ですね。

 

高学年のお子さんでしたら

ベスト3からベスト5やベスト10にしてみる

というのもありですね。

 

え?そんな事なの?と思うかもしれません。

でも、ちょっとやってみるとよくわかりますよ。

 

「好きなお寿司のネタベスト3」

 

というのを考えてみますね。

 

1位 ねぎとろ

2位 炙りえんがわ

3位 ぼたんえび

 

こんな感じだったとしましょう。

上の方で「好きな」にすると問題が難しくなる

といいましたが、

「どうして、炙りえんがわより、ねぎとろの方が好きなの?」

と、言われたら結構答えを考えるのに詰まるんじゃないかって

そう思いました。

 

この問題に正解はありません。

「考えてもらう」事に意味があるのですから。

 

ただ、「だって好きなんだもーん」的な答えが

返ってきた時は、もうちょっとお子さんに

掘り下げて考えてもらいましょう。

 

どうして、ねぎとろが1位なの?

「他のネタに比べてコスパがいいし、

店によって味がぜんぜん違うとかあまりないし、安定のネタでしょ」

なーんて答えが返ってきたら目からうろこですね。

ちなみに私はねぎとろ大好きですが

ねぎサーモンも好きです。

どうでもよかったですね。(笑)

 

 

単純にプログラミング的思考とか

論理的思考とか言った場合に

これが中学生、高校生だったならば

すぐに問題は浮かんでくるんですけど

(基礎的な知識はもうあるので、そこを応用するだけ)

小学生の持っている知識というのは

学年によって何倍も違ってくるので

一概にこの問題がいいとはなりませんで。

 

今回は練習問題の1番目という事で

1年生から6年生まで誰でも簡単にできる

そんな問題を用意してみました。

 

賛否両論あると思いますが

恐らくまだ開拓されていない分野であると思いますので

そこいらはよろしくお願いいたします。

 

※「賛否両論」という単語が出てこなくて

google先生に訊いてしまったのはナイショです(笑