おきらくミルフィーユさん

まったりしてもいられないが、なるようになれ。限りなく言語障害に近い私が私なりにコトバで伝えることができたらよいな。と思って始めました。

ありきたりではない、効果的な新人教育の準備をしよう

お名前.com

【こんな人向け】

・ありきたりな新人教育をしたくない

・OJTって何?

・OJTの経験がない

・新人教育やってと言われてもネタに困る

・OJTのマニュアルがありきたり過ぎて困る

・新人研修ってどうするの?

・配属される部下が変わり者かもしれない

・OJTのやり方がわからない

・効果的な新人教育の方法を探している

 

【もくじ】

 

 

春になって新入社員がやってきまして突然言われます。

「こいつ、頼むね」って。

 

いきなりです。
準備もないのにです。
マジで困ります。

 

「無理です」なーんて言えないんです。
ノウハウもなんもないのにです。

 

困りましたね。
私もそういう経験ありますし。

 

なんなら


「なんでこんなのができないの?」

「何しにきたの?」

「仕事ナメてんの?」

 

って新人に言ってた人でした。

ほんとです。

 

それは今のご時世いけません。
というわけで、一緒にやっていきましょう。

怖くないですよ、新人教育。

あなただって受けたわけですから。

まず、「何を教えたらよいのか?」
というところなんですけども。


例えば、トレーニーを

 

「おなかがすいた人」

 

に例えてみますね。


あなた方は海にいます。
魚が泳いでいます。


魚を取っておなかがすいた人にあげるとします。
これは「答えを教える」っていう事になりますね。
なので、これではトレーニーは育ちません。


というわけで
魚の取り方を教える、という事になるんですが。


魚の取り方にもいろいろありますね。
手づかみ、釣る方法、網を使うなど。


知っている方法しか教える事ができませんね。
普通のOJTならそれでもいいかもしれませんね。


私なら。
魚を釣りたきゃ魚の釣り方講座を受講してくればいいし
急いでたら魚を買ってくればいい。


その為の金の稼ぎ方を教えれたら

最高じゃないでしょうか?


っていうところなんですね。
お金の稼ぎ方を教える事でこんな事ができるんです。


・魚ばっかり食べてたら流石に飽きます。
 →魚に飽きたら肉を食べればいい。
・肉に飽きたら米を食べればいい。
 →ついでに釜も買って来たらいいじゃないの。


ていう事なんですよ。


言うのは簡単ですよね。


でもぼくってほら、コミュ障だし?
→人見知り激しいし?
→テンパり症だし?
→恥ずかしがりやだし?


とか思ってる方。


逃げちゃダメだ!


それじゃ何もすすまないですよ!

教える為に必要な事ってのがあるんです。

・教える人が必要
・教えるコンテンツが必要
・教えられる人が必要

 

3つとも当たり前だろ?って思ったでしょ?
その当たり前、今全部持ってますか?
持ってなくないですか?

 

あなたは上で言うところの、

お金の稼ぎ方をOJTで教える事ができますか?

 

できるなら、以下は見る意味がないです。


っていうお話でした。


今トレーニーは隣にいますか?

 

まだ来てないですよね。
まだ来てないって事は

教えるコンテンツもないですね?


トレーニーがいないのに

教えるコンテンツが揃っているとするならば

 

あなたの会社は

一律誰が来ても同じ教育をするのですか?

その人の特性も知らずに?

それって、金太郎飴状態じゃないですか?

 

個性とか大事にしないのですか?

ってなっちゃいます。
ちょっと意地悪みたいになっちゃいましたけどごめんなさいね。


先入観は捨てましょうっていう事でした。

 

では、ひとつづつ見ていきますね。

 

~教える人が必要~

あなたです。

あなたがトレーナーになるのです。


でも、今の業務は今の業務で持ってるし?
ですよね。

 

「すみません、これ教えてください」
となった時に、

自分に余裕がなかったら教える事ができませんよね。


余裕がないと、周りを見る事ができない
トレーニーの小さな変化に気づいてあげれない
「わかんなかったら何でも聞いてね!」って言った割には
実際のところあんまり教えれてなくて、反感を買ったり?
みたいな事になりますね。


これはダメなスパイラルを生みますね。よくないです。


その為にはどうするか?
「余裕を持つ」これだけです。
余裕を持ったスケジューリングを行う事。


OJTが始まる事がわかったその時点で
OJT作業分は予備としてもガチとしてでも構いませんので
見積もりに含めてください。


じゃないとダメです。


金額折衝で勝てるの?となったら?
リスク管理分としてでも何でも積んで下さい。


「OJT分です」と直属上司に説明してください。
これが納得されないのであればOJTを断ってください。
あなたが自爆するだけです。共倒れです。必ず失敗します。


次に意外と気づかないところとしては
「環境づくり」です。


これは、物理的な環境、精神的な環境の両面が大事です。
よく「報連相」って言われたり

最近は「報連相だね」っていう言葉も出てきてますね。


この「相」は「相談」ですが
私としては

 

「相互理解」

 

でもいいのかなって思ってます。


相互理解に努めましょう。


あなたは先輩なのですから、
地味に自分が思っている以上に

 

「風格」

 

ってのが備わっていましてな?ほんとです。
あなたも大きくなったんですよ♪


また、「教える」っていう事は
人に教える事で自分で反復しているわけですから


自分としても勉強している事になっている
という事を忘れないでくださいね。


ですから、自分にとっても有益な時間を過ごしているという事を
忘れないでくださいね。


ここを忘れると、やさしくなれませんから。


~教える為のコンテンツが必要~

何を教えるのか?っていうところありますけど
それが決まっていたとして、「どう説明しようかな」
っていうところは事前に準備しておきたいですね。


ここでひとつ伝えておきたいところは
「伝わるかな?っていう心配を先行させないこと」です。


初めてOJTをするにあたって
あなたは完璧でなければならないという事はないんですよ。
そういう固定観念を持っていると何も進まないです。


最初から完璧な人なんていないんですからね。


なので「これは何ですか?」という質問に対して
答える事が出来なかったら「ごめーん知らない」ではなくて
「あ、私もわからないので一緒に勉強していこ」というスタンスでいきましょう。


先輩だからといって「知らない事が罪」という事はなく
むしろ知らないものを知らないと言える勇気」も大事です。


そして一緒に勉強して覚えていけばいいんです。
教えるコンテンツも大きなものを用意しなくても
小さいコンテンツの積み重ね、組み合わせで問題ないです。


あとはそれをどう結び付けるのかという所が大事です。
で、検索したらわかるような事をコンテンツとするよりは
検索しても出てこないような重箱の隅のような感じの小ネタが準備できたら
それを時折混ぜ込んでいくのもよいですね。

~教えられる人が必要~

どんな人がくるんでしょうね?

わくわくですね?

 

というわけでトレーニーがやってくるわけなんですが
どんな人なのかわからないですよね?


どんなスキルを持った人なのかわからないですよね?
トレーニーが何を期待しているのかわからないですよね?

 

じゃあどうしますか?

 

聞くしかないんですよ。

 

一律の教育というのは、

現場配属前の研修で終わってるからあなたが一律の教育をするのは何か違う。

と思います。

 

ヒアリングしましょう!

触れ合いましょう!!

相互理解しましょう!!!


その上で
トレーニーがどうなりたいのか?を知りましょう。
そして


「あなたがトレーニーをどうしてあげたいのか?

を決めましょう。


そして、その「どうしてあげたいのか」に基づいて

設計しましょう。

 

設計書を作りましょう。

教える内容をいくつかに分割してみましょう。
・重要な事(must)
・覚えてくれたら助かるもの(should)
・あると便利なもの(option)
・振り返り作業(feedback)
・その人の個性にあったもの(essence)

 

分割して、そのスケジュールを決めましょう。

振り返りは割とこまめに入れるようにして
変化に気づいてあげれるようにしましょう。


また、スケジュール設定の際は、分割した教育内容を
トレーニーの飽きが来ないように、理解度に基づいて
段階的にセットするなどの工夫をちょいと入れてあげましょう。

設計書が出来たら、自分でその設計書についてレビューをしましょう。

・教えられる側のやりたい事、なりたい方向に対しての道筋を説明できるか。

(ゴールを正しく理解しているか)


・教育期限から逆算して具体的プランを考える。
 →少ない期間でやりたい事をすべて包含するのが無理なのであれば

 「今回の教育ではここを目標に」などという具体的なプランニングができるか。


・サポート手段は細分化が可能かどうか。
 →大きすぎる目標になっていないか。


・優先順位をつけられているかどうか
 (must、should、option)


・feedbackはこまめにいれる事ができているか。


・あらかじめ教育プランを設計できている場合はヒアリング結果と突合して、

 本当に問題ないか確認し、問題がある場合は修正を行う。


部下が上司ガチャを引くように

あなたも部下ガチャを引くわけです。
なので、選べないんだと思います。


そうすると、「あ、こいつ苦手かも」っていう時あるんと思うんです。
「もうめっちゃ生理的に無理」っていう場合は
もうごめんなさいねーってなっちゃうのはやむを得ないので
距離とるしかないとは思うんですけど。不衛生とかそっちの場合は。


でもそうじゃなくて「もしかしたらいけるかもしんない」の場合は
「相互理解の第一歩」としては「心を開く」というところで
意外と気づかないんですけど
「対峙した時に相手側はこちらの真似をする」らしいんですね。


なのでこちらが心を開くと相手も開いてくれるみたいです。
ですから、積極的に開いていきましょ。


教育は面倒なのではなく、

成功したら後で自分が楽になるという風に

発想の転換をすればよいのではないのかなと思います。
育てて、片腕にしちゃいましょう。


大事なことは

「最初からうまくいくと思うな」
「OJTはマンツーマンと勝手に決めつけて1人で抱え込むな」


という事です。
迷ったらそれはそれで聞きましょう。教えを乞いましょう。

最後にまとめとしての準備10カ条を書いておきますね。

 

【OJTの準備10カ条】

①検索が教えてくれない事を教えてあげる
②教える人になるという自覚
③スケジューリングは余裕を持って
④相互理解の為にヒアリングは絶対必要
⑤教育は教えられる側が育つ為のお手伝いなんだという事
⑥上から目線にならないように
⑦まずは設計してみよう
⑧失敗は恐れない事(リカバリはできる)
⑨1人で抱え込まない
⑩あなたはできる人だ!!

できますよ!

 

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